再び機内にて
　今、帰りの飛行機の中にいる。
　最初の到着地ベルリンから、最後に離陸した ブダペストまで、バスでの４カ国の移動距離は、１,３００ｋｍに及んだ。
　１０日間の、東欧の旅は長かったのか、短かったのか。
成田へ
　目を閉じると、モルダウを見下ろすプラハ城が、ドナウ河を挟んだブダと ペストの石作りの町が、目に浮かぶ。
　それにもまして、下手な英語を通じて話した、現地に住む人達との束の間の邂逅、 総勢３４名の団体旅行で出会った人々との出会いを思い出す。
　たかがツアー、されどツアーである。
　たった１０日ではあったが、今回の東欧駆け巡りは、色々な事を教えてくれた。
　今度の旅行を機に、もう一度、大類伸の“総合西洋史”を読み直そう。 　語学の勉強をやり直そう。

　飛行機は、成田へ向けて飛行を続けている。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〔終〕



御礼
　この紀行文は、旅行して、見て、食べて、写真を撮って終わり、という従来のパターン では何か物足らず、自分自身の考えを入れた感想文を作って見たい、と思い作成した ものです。
　あくまで私の個人的記録文ですが、３年前に試験的に作ったホームページを、「余り単純で、 陳腐なので、早く改定した方が良いですよ」との友人の助言で、今回この文章に 変更致しました。

　長い時間、拙文にお付き合いを頂き、大変ありがとうございました。
　皆様の、超人的忍耐力に篤く御礼申し上げます。
　ご感想、ご意見、文中の誤りなど、トップ・ページからご連絡頂ければ幸いです。




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