最終日

アイリッシュ・ダンス
旅行の最終日ダブリンに戻って来た。
ツアーの最初と最後に宿泊するジュリー・クローク・パークホテルの経営するバンクエット・ホールが車で１０分程離れたダブリン市内の西にある。
ここでツアーの最後の打上会が行われた。
会場には他のツアー・グループのメンバーも加わり総勢３００名程の人間が集まった。

ダブリン最後の夜のフィナーレ

食事は７時から。
こちらの選んだメニューは
　スターター：　　　　ダブリン・ベイ・チャウダー
　メイン・デイッシュ：アイリッシュビーフのサーロイン、ギネス風味肉汁かけ
　デザート：　　　　　ストローベリー・チーズケーキ
の組み合わせ。

肉は今までアイルランドで食べた物の中では一番柔らかった。
最後にアイリッシュコーヒーが出る。ミルクを入れない熱いコーヒーでウイスキーが入れてある。
コーヒーとアイリッシュ・ウイスキーの香りが渾然と溶け合った上品な風味を醸し出す。
これはコーヒーで目を覚ますべきか、ウイスキーで眠るべきか、心迷わせる飲物だ。

舞台は８時からリチャード・ヘイの司会で始まった。
ダンス、歌、アイリッシュ・ハープ（何時も我々が音楽会で見ているハープと違って小型でペタルが無い）のデモンストレーションがあり次に一人の年寄りが舞台に出て来て３０分程のトーク・ショが始まった。

彼は国内では相当な有名人らしく出口で彼のＤＶＤを販売していた。
話しの内容は又してもジョークとギャグである。
他の観客は大喜びだったが例によって例の如く此方は何の事かさっぱり解らない。
観客には爆笑と喝采の３０分であったが当方には沈黙と独飲の３０分であった。

最後にアイリッシュ・リバーダンスがあり１０時半に閉幕となった。

これでアイルランドの３週間の予定を全て終了した。

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